38's blog

読んだ本や観た映画の自分なりの感想と日記を。

石田衣良「憎悪のパレード」を読んで

 

 

北海道の六月はこんなに寒かったんだっけ、

と思う日々が続いてますね

 

新調したリラコが履きたくて履きたくて

履いたら履いたで部屋の中寒い寒い。

ブランケットがしまえません。

 

また一ヶ月読んだ本メモなど書くと思いますが

絵本を買おうと寄った本屋さんで本書を見つけてしまいました。

 

読んだ後に調べたら、「西一番街ブラックバイト」というのも出てるんですね

オーディオブック化されてるんですね、、、。時代は進んでいる、、、。

 

 

池袋ウエストゲートパーク

 

初めて読んだのは私が中学生くらいの頃

当時はひたすら山田悠介乙一の二択!くらいの勢いで

どんなキッカケで手に取ったかは覚えていないけど

純粋に未知の世界への憧れがあったんだろうな〜と思います。

 

(高校の頃家族ではじめて東京に旅行にいった時に、

「西口公園にいきたい!」というような子供でした。

いけふくろうとの記念写真が実家に残っていたはず(笑)

まあいまも十分子供だけどね。)

 

単行本で全部集めていたはずなのに、

きっと実家を離れる際に売ってしまったんですね

いま手元には「電子の星」と「反自殺クラブ」の単行本、それに宮藤官九郎脚本がありました。

 

社会人の力を使ってすぐに買い戻したいと思います。

でも単行本、重たいんだよな〜(笑)

 

ドラマもDVDを借りて何度も観ました。

原作のタカシも超クールでカッコイイけど、

いい意味で壊して演じられたクレイジーな窪塚のタカシも大好きでした

キャストも豪華でしたね。

長瀬はリアルマジマ・マコト。

 

 

本題。

まず帯の「進化した池袋で、あの男たちにまた会える!」で痺れました。

最高ですよね。

 

学生ぶりに読んだIWGPは、

新しいものを読んでいるのにとても懐かしかった。

 

そこで生活をちゃんとしていて時が流れていると感じさせてくれる登場人物の変わらなさと、バチバチのリアリティ。石田衣良さんのセンスの良さ。端から端までカッコイイです。

 サルが出て来たとき「なつかし!サルじゃん!」って思っちゃったもんね(笑)

 

 

本を読んでこんなにアツくなれることない!

って感じさせてくれた作品です。

 

「憎悪のパレード」今年の24冊目です。

まだまだだな〜〜!!