働くってなんだろう
お久しぶりです。あたたかくなってきました。
窓を開けて風が抜ける部屋の中で大根をおろしながら、
そういえばブログ書こうと思い立ちました。
冬が終わり窓を開けるとき、私はすこし怖くなります。
でもまだ薄い初夏のにおいを感じることはとても好きです。
北川恵海著「ちょっと今から仕事やめてくる」
星野源著「働く男」を読みました。
一冊目は、本棚を整理していたときに出てきたもの。
一瞬自分で買ったものか分からなかったほど忘れていました。
でもよくよく思い出せば桐野夏生の東京島と一緒にレジ持ってった記憶あるわ〜。今このタイミングで発見できたことが奇跡。
なぜなら一週間以上会社を休んでいるからです。言い訳がましいので理由は省略。
人と話していて「どんな本読むの?」と聞かれると、
大体「人間が一人以上変な死に方する本を読むよ」と答える私が何故この本を手に取ったかは全く覚えていませんが、普段感動系というか、こういう類の本は選ばないのです。
タイトルだけで想像できるような本でしたが、精神的不安定になっていた私にとってこの本はすごい刺さりました。状況を重ねることができたからです。
普段当たり前だと感じていること、健康状態じゃ分からないことに気付けたような気がします。これくらい大げさで、でも現実味のある作品って素敵。
映画化されて今月末公開されるそうです。
尚更すごいタイミングで出会えた作品だなあとびっくりしています。
二冊目は、今更ですが星野源の「働く男」
さらっと読めたし人間味のある彼らしい文章にほっこりしました。
飾らない普通の人なのに、読んでいて途中ハッとさせられるような一説が紛れていて、すごい人なんだなあと。蛍光マーカー引きたくなります。(笑)
星野源は私の中でわくわくを思い出させてくれる人です。
スーパー普通スターです。これ、褒めてます。
仕事に関するものをあえて読むことで、
自分の中で何か変わるかなと思い読みました。
少し気持ちが軽くなったことと、私は書くことも読むことも大好きだったんだ!
と再確認させられました。
でも窓を開けたまま外出するのは、まだもう少し夏に近づくまで出来そうにないです。