読書強化月間中です
こんばんは、今年19冊目読了しました。
年始に「一年で100冊目標」をかかげ
感想ノートをつけはじめた私ですが、
どうしても読み進めるのが苦痛な一冊があり、
本を読むことを避けていたのですが
やはり自分好みの面白い本を読んでいると
本当に読書中心の生活になってしまうくらい、のめり込めるものですね。
【読了メモ5月編】
・ちょっと今から仕事やめてくる/北川恵海
・働く男/星野源
・脳男/首藤瓜於
・13階段/高野和明
・ガールズ・ブルー/あさのあつこ
5月は以上6冊です。
上2冊は前のブログに諸々書いてしまったので省略。
5月に読んだ残り4作の中でも私の中でダントツ好評価なのが「13階段」です。
すっごいおもしろかった!!
小説を読んでて久しぶりに、えー!って声出た作品。
伏線も綺麗に全部回収されてて大満足ですし、
登場人物の人間味や苦悩、切なさがなんかよかった。するする読めました。
死刑制度について、仕事として死刑執行する刑務官についても考えさせられる作品でした。
今まで自分の好きな作家さんのをひたすら読むスタンスでいたけど、すごくもったいないことだと実感。
好き嫌いせずもっと色んな作家さん読んでみよう!と思わせてくれました。
今月に入って取り憑かれたように読み続けて既に5冊読めたので、また振り返ったときに何冊になってるか楽しみだな。
先程読み終わったのは荻原浩の噂。
六番目の小夜子、懐かしいですよね!
小さい頃NHKでドラマやってた気がする。
栗山千明と杏かな?
内容は覚えてないけど栗山千明のセーラー服だけすごい記憶に残ってる。
くれぐれも、夜更かしには気をつけます。
働くってなんだろう
お久しぶりです。あたたかくなってきました。
窓を開けて風が抜ける部屋の中で大根をおろしながら、
そういえばブログ書こうと思い立ちました。
冬が終わり窓を開けるとき、私はすこし怖くなります。
でもまだ薄い初夏のにおいを感じることはとても好きです。
北川恵海著「ちょっと今から仕事やめてくる」
星野源著「働く男」を読みました。
一冊目は、本棚を整理していたときに出てきたもの。
一瞬自分で買ったものか分からなかったほど忘れていました。
でもよくよく思い出せば桐野夏生の東京島と一緒にレジ持ってった記憶あるわ〜。今このタイミングで発見できたことが奇跡。
なぜなら一週間以上会社を休んでいるからです。言い訳がましいので理由は省略。
人と話していて「どんな本読むの?」と聞かれると、
大体「人間が一人以上変な死に方する本を読むよ」と答える私が何故この本を手に取ったかは全く覚えていませんが、普段感動系というか、こういう類の本は選ばないのです。
タイトルだけで想像できるような本でしたが、精神的不安定になっていた私にとってこの本はすごい刺さりました。状況を重ねることができたからです。
普段当たり前だと感じていること、健康状態じゃ分からないことに気付けたような気がします。これくらい大げさで、でも現実味のある作品って素敵。
映画化されて今月末公開されるそうです。
尚更すごいタイミングで出会えた作品だなあとびっくりしています。
二冊目は、今更ですが星野源の「働く男」
さらっと読めたし人間味のある彼らしい文章にほっこりしました。
飾らない普通の人なのに、読んでいて途中ハッとさせられるような一説が紛れていて、すごい人なんだなあと。蛍光マーカー引きたくなります。(笑)
星野源は私の中でわくわくを思い出させてくれる人です。
スーパー普通スターです。これ、褒めてます。
仕事に関するものをあえて読むことで、
自分の中で何か変わるかなと思い読みました。
少し気持ちが軽くなったことと、私は書くことも読むことも大好きだったんだ!
と再確認させられました。
でも窓を開けたまま外出するのは、まだもう少し夏に近づくまで出来そうにないです。
映画「怒り」を観てきました。
9/17公開の映画「怒り」を先日観に行ってきました。
同日「君の名は。」も一緒に観てきたのですが、
この後に怒りを観たので感情が尾を引いてる次第です。(笑)
君の名は。もめちゃくちゃ良かったですし、まあ泣きました。
もうご覧になった方もたくさんいらっしゃるとは思いますが、簡単にあらすじを。
八王子で起こった夫婦殺人事件、現場には「怒」の血文字が残されていた。
犯人は顔を変え全国逃亡しており、いまだに見つかっていない。
事件から一年、千葉・東京・沖縄にそれぞれ素性の知れない怪しい男が現れ、
それぞれと出会う人々の葛藤が描かれている。
※以下、ネタバレ要素含みますのでご注意ください。
映画を観てから四日経っていますが、まだ感情を引きずっています。
簡単に言うとすごい!ものすごい!強烈!語彙がない!(笑)
見終わったあと、どうしようもない感情に揺さぶられつづけ、やるせない気持ちで数日過ごしました。
田代(松山ケンイチ)・直人(綾野剛)・田中(森山未來)が三者三様に怪しい!
警察が公開したモンタージュ写真であったり報道、ホクロや利き手などの手掛かりが見事に引っかかる。三人とも疑ってしまう要素満載です。
それでも信じたいと思ってしまう。それぞれの男が誰かの支えになってしまう。
田代を信じたい愛子、娘を心配する洋平。
娘を信じたいけれどどこか田代を信用できない父親ならではの葛藤。
田代が偽名や過去を偽装する理由も、親なら疑ってしまいそうですしね。
終盤シーンの愛子はもう見てられなかった。歯を鳴らしながら泣きじゃくる愛子と、恐る恐る抱きしめる洋平。もうなんとも言えない感情です。
ただここがハッピーエンドだったのが逃げ場というか救いですね。
優馬と直人の関係も深まっていくが、女性と親しげにしているところを優馬に問いつめられてしまう。そして直人と連絡がとれなくなってしまう。
愛した人を信じきれなかったということは本当に切ないしやるせない。
後悔してもしきれないというような優馬の泣きながらふらつく姿はとても印象深く残ったし、直人の儚げで悲しい最期ではあったけれど直人との出会いで少しの時間でも幸福を感じてくれたらと願うばかりで、もう、本当に見ているこっちがやるせない!
分かろうとしない人には分からないというセリフ、ぐっときました。
離島で無人島生活を送る田中と出会う泉と辰哉。
心に傷を負った泉と、泉を救えなかった辰哉。
辰哉を支え、味方でいてくれるという田中。
沖縄の社会問題だけで、この沖縄パートだけで一本映画作れそうなくらい濃くリアルな内容なだけにブルっときました。
森山未來演じる田中はもうバックパッカーってだけで怪しさ◎だし田中って安易過ぎるだろって感じだし他二名の不器用で影のある怪しさではなく、明るく仕事もできるあからさまな”いい奴感”がまた不気味でしたね、、、
辰哉の気持ちもすごく心が痛かったし、田中が海に向かっているシーンも何故か胸が痛かった。生き返ると信じていたんだね。
そして何より広瀬すずってすごい女優だったんだなっていう作品です。
今まで特別広瀬すず出演作品を観た訳ではないので比較はできないのですが、CMイメージが強かったもので、ゾワッときました。
そうそうたる俳優陣の演技の中でも、すずちゃんすごいなって改めて思いました。
大切な人を信じるということの難しさ、心に残る作品だと思います。
約二時間半と長めの映画でしたが、飽きることなく最後まで楽しめました
多分二時間半じゃ尺足りなかったんじゃないかな、、、
映画じゃ表現しきれない部分も多々あると思うので、まんまと原作の購入を決めました。(笑)
拙い文章でしたが、お付き合いありがとうございました!
ヤマグチ
はじめましてはてなブログ
十代の頃は、好きなアーティストの限定記事を読むためにブログ登録をしていました
小さいときからお話を書くのが好きで、
夏休みは親戚の家でヘタクソな絵と文字で絵本を書いたり、
小学生の頃は創作や実話などの文集というか、そこまで立派じゃないけど、原稿用紙を紐でまとめたものを作ったりして。
国語の授業でなにかの作文を書く時間が大好きな子どもでした。
従兄弟に絵本の続き書いて!って言われたり、同級生の間で私の文集を回し読みするのが流行ったり、そういう小さなことがすごく嬉しかったなあって。
少しだけ大人になって、現実に打ち当たったとき、私が本当にやりたいことってなんだろう?と考えたときにふと思い出したので、新たにブログを開設しました。
文章を書くのがすき、気持ちを文字に当てはめるのがすき。
まだまだ未熟で拙い文字の羅列かもしれませんが、ちょっとづつ書くことをはじめていきたいとおもいました。
とりあえずは読んだ本や観た映画の感想やら。
お手柔らかによろしくお願いします!
ヤマグチ